【介護コラム】~男性の方に依る介護の関わり方~

 

高齢化が進み少子化が進む中、男性が介護に関わっておられる方も増えて来ておられます。
国は、在宅を打ち出し施設は、満床になり現在では、待機待ちも多く見受けられる中介護は、介護保険を使用しても家族の手に委ねられているのが現状です。
ご自身が職業をお持ちか? 又は、退職をされて時間があるのか?親御さんとの住居の関係はどうなのか?(遠距離か?近距離)によっても個人差があり特に経済面でどうなのかも含めて考えていかなければなりません。
今回は、ご自身が職業をお持ちの方の介護について少し考えてみたいと思います。
親の介護が発生した時には、(妻及びご自身)しっかり現状を見て頂く事をお勧め致します。
よく「大変な事になった。」ではなく現在ご自身が置かれている立場、ご自身としては、どうしたいのか?ご家庭の事情も含めて考えていかなければなりません。
妻・又は両親のどちらかに委ねられる方が大半ですがこの場合におきましても、しっかり話合の中で役割分担を決めて妻・又は両親の介護におけるご苦労をねぎらってあげて頂きたいと思います。
又親の病気の現状です。このことがまずは、第一に何の病気かです。
親御さんがお一人になった場合における介護についても同じです。
認知があるのか?ないのかも含めてです。このことについても医療との連携が不可欠です。
今年度から医療についても国の方針が変わって来ております。長くは、病院においてもらえませんので病状が落ち着きましたら早めによく相談して下さい。
会社を辞める必要もありませんし、現在はいろいろな事が行うことが出来ます。早い目に介護保険に於けるサービス利用を医療関係者又は、役所の介護保険窓口に尋ねられる事をお勧め致します。よく施設入所の話が出て来ますが簡単に施設入所は、出来ません。特養は、安価ですが現在は、52万人待ちとの報道があります。よく「親の年金の範囲で」との事ですが年金額も減って来ておりますのでかなり厳しい状況に。(金額は、減免措置の適用にあたるか否かでかなり金額が異なってきます。)サービス付高齢者住宅も話を聞きますが内容的にどうなのかオプション設定あるのかにも依りますので入所してから高額な金額を支払う結果になりますのでよく聞いて頂けたらと思います。1割負担の介護保険では、全てを賄うことは、大変難しい状況です。(介護度にもよりますが自費負担が入りますと10割負担でかなりの金額が上がってきます)親の自立も含めて過度に心配なさらず自分自身に背負い込む必要もなく人の力を借りてどの程度まで在宅で見ていくかです。人それぞれ異なりますが現実遠距離で介護をされている男性も多くおられます。(電話による安否確認か休日における介護ですが・・)どこかで連携がとれていればそれでよいと思います。介護に於ける相談窓口がいろいろな所にありますので気軽にご相談されれば良いと思います。皆様きっと良きアドバイスをして頂けると思います。次回は、在宅における男性介護の在り方について少し述べてみたいと思います。

 

滝井 ヱミ子(主任介護支援専門員、介護福祉士)