【介護コラム】~ケアマネジャーとのコミュニケーションの取り方~

 

介護保険においてケアマネジャーは大変重要な役割を果たしています。
介護保険を使用するにあたって在宅においては、特にケアマネジャーの力が必要となってきます。
ケアマネジャーは、その人にあった計画を立て、いかに在宅で本人らしく過ごして頂けるか、それを取りまく人達との調整をするのが主な仕事です。
仕事をしておりまして、ケアマネジャーに聞けば教えて下さるのに何で聞く事が出来ないのかな?と思います。
私達は、終末まで関わって行く仕事です。癌・本人は、どうしたいのか?
認知症は、どうしていくのか?施設入所については、どうすればよいのか?経済的問題家族の介護力の問題も含めてその方にとって一番良い方法で模索しながらのケアプランを立てていきます。
当然ケアプランは変わりますし、状況に応じて区分変更(介護度の変更)もかけなければいけません。
ケアマネジャーの仕事のベースは、医療系・介護系・薬剤管理指導等たきに渡っていますがご家族・御本人まずは、話やすい方が一番です。守秘義務も課せられておりますのでなんでも話してくださるのが一番なんですが・・・つい遠慮が入ったり、こんな事を聞けば変に思われるのではないか?言いたくない等つい口をつぐんでしまう方もおられます。そうすると本当にその方にそった良い計画が立てることが出来ません。身近な事・行政に関することも含めて調べあげてお返事を返すことが出来ます。経済問題も含めて家族間のあつれきも愚痴も含めて話して頂けるのが一番だと思います。
一例を挙げると、「市の住宅に入りたいが手続きをお願いしたい」「起こすのが大変だから簡単なおこし方を教えて欲しい」「排泄介助の仕方を教えて欲しい」等在宅において何とか頑張って介護をされておられる方の技術も含めて聞いて欲しいと思います。自分でわからなければ連携をとりながらケアマネジャーは教えて行けると思います。良く話されるのは、忙しくて無理でしょと言われますが私達の仕事です。まずは、聞く事で情報を知る事が出来ます。
いかにストレスを溜めないで、先の見えないこの状況を乗り切るかです。私達は、そのお手伝いです。言っても解らないではなく言わなければ解りません。又各ケアマネジャーはそれぞれ自分なりに考えてプランを立てるのですが、人間のことですから合う合わないが在りますので、合わなければケアマネジャーを交代する事が出来ます。視点が異なれば当然プランも変わりますので、交代して頂ければ良いと思います。今年は、介護保険改正の年に介護保険費用も2割負担の方が8月より出て来ます。施設入所も4月から介護3以上で難しい状況が出て来ます。
今後は、ますます在宅重視になって来ます。医療面も含めて介護者・介護する方に重く負担がかかって来ます。どうすれば良いのか?どうしたいのか?も含めて考えていく必要が在ります。ご本人の自立も含めて介護者は、大変だと思わないで自然体で受け入れ、何が出来てなにが出来ないのか?全てに手を出すことが良いわけでもなく、「しなさい・しなさい」と叱咤激励をする事でもなく、観察を行い、できる部分は手を抜けば良いのです。ほんの少し手助けをして頂く事で介護は、随分楽になります。自分が背負うことはありません。そのためのアドバイスをケアマネジャーにお願いすれば良いのです。御本人の思いもありますので自身が聞く事、話す事が難しい状況でしたら、ケアマネジャーより御本人に聞いてもらえば良い事です。その為にも、しっかり話あって介護の軽減につながれば良いと私は、思います。

 

滝井 ヱミ子(主任介護支援専門員、介護福祉士)