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【映画体験記】大統領の執事の涙

こんにちは。

日本語日本文学科3年生のなつおと日本語日本文化学科2年生のたかちゃんで映画取材に行ってきました!

今月は「大統領の執事の涙」です。

【あらすじ】

農家で生まれた黒人のセシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)は、大統領の執事にスカウトされる。それ以来、セシルは執事として忠実に働き続ける。だが、"夫"であり"父"でもあった彼は、家族と共に歴史に踊らされていく。理解を示す妻とは別に、白人に仕える父の仕事を恥じ、反政府運動に身を投じる長男。兄とは逆に、国のために戦うことを選んだ次男・・・。激動の時代の中で、彼が世界の中心で見たものとは?そして人生の最後に流した、涙の理由とは―。

 

【解説】

『プレシャス』でアカデミー賞に輝いたリー・ダニエルズ監督が、ホワイトハウスでアイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガンら7人の大統領に仕えた黒人執事とその波乱に満ちた生涯を、実話をベースに、ドラマティックに描くヒューマン・スペクタクル。"知られざる"真実の物語が今、幕を開ける。

 

【おすすめポイント】

アカデミー賞主演男優賞を受賞した名優、フォレスト・ウィテカーを始め一流の俳優陣が集結。その豪華さが話題を呼び、全米初登場第1位を記録。その後、2013年公開作品としては、初の3週連続全米第1位を獲得するなど、公開後は興行収入全世界2億ドルを超える大ヒットとなった。

 

【公開日】
2014年2月15日(土)

 【キャスト】
フォレスト・ウィテカー、オプラ・ウィンフリー、ジョン・キューザック 他

【スタッフ】
監督:リー・ダニエルズ
脚本:ダニー・ストロング

【配給】
アスミック・エース

【制作年】
2013年

【上映時間】
132分

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【感想】

~誇りを持って仕事をするということ~

この映画は実在した人物の話から着想を得て作られたということでしたが、その人生がとても壮絶でした。
黒人差別があることは誰でも習ったと思いますが、この作品ではそれが映像として流れるので当時の差別の悲惨さを教科書で習うよりも、身近に感じました。迫害を受けている姿はとても胸が痛かったです。こんなことが数十年前までずっと続いていたと思うと、とても恐ろしくなりました。そんな状況の中で白人に仕える執事という仕事をしている主人公は革命運動とは違う執事の仕事を全うすることで、この差別に立ち向かっていったのが素晴らしかったです。
周りとうまくいかなかったときもめげずに頑張り続けるその姿に感動しました。
タイトルにもありますが、そんな彼が流した涙とは一体何だったのか、それはぜひともみなさんにも見てもらいたいです。
今なおある差別への強いメッセージを訴えたすごい作品でした。見に行ってよかったです。

たかちゃん

 

~世界観を広げられる~
アメリカの歴史を知るとともに、いろいろなことを考えさせられた作品でした。

黒人は喫茶店で白人席に座ると、「どけ!」と言われ暴力を振るわれる。乗っていたバスを爆発させられる。どんなに怖い思いをしたのだろうかと見ていて衝撃的でつらいものがありました。

それでも耐え、黒人が平等に扱われることを夢見て行動し続ける若者たち。その強い信念があったから勇敢な行動を続けられたのだと思いました。
作品の中ではダンスやポップな音楽が流れる場面もあり、明るさや陽気さを感じながら見ることができます。また、家族のそれぞれの思いや葛藤に共感するところが多かったです。

そして、差別問題に関して、本当に長い時間と知られていないたくさんの人々の努力があったことが分かりました。また、アメリカではオバマ大統領の誕生はとても大きな出来事なのだと思いました。アメリカで起こっていた事実を知り、自分の世界観を広げられる作品ではないかと思います。

なつお

 

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カテゴリ:[学生広報スタッフの活動][映画体験記]

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