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涙と闘志を胸に~陸上競技部 全日本陸上競技選手権大会~

 こんにちは、情報メディア学科2年生のもちことはこつき、日本語日本文学科1年生のスダ子です。

 私たちは、6月24日に開催された全日本陸上競技選手権大会へ、
武庫川女子大学から出場される陸上競技部の取材に行きました。

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 この日に出場された選手は、槍投げの西村莉子さんと、棒高跳びの金治良佳さんです。


 この大会は、日本で1番大きな大会です。
入賞したら世界選手権に進み、オリンピック出場にもつながります。

 そのため、西村さんと金治さんは、
部員を中心とする多くの人の応援に応えたいと意気込んで、試合に臨んだそうです。


 しかし、試合ではお2人が期待した成績には届きませんでした。



 やり投げに出場した大学院 健康・スポーツ科学研究科 修士課程2年生の西村莉子さん。

 試合前、他の選手よりも広くフィールドを使い、体を大きく動かしてウォーミングアップをしているように見えました。


 15時にやり投げの決勝が開始され、
1回目は46m28。
2回目は47m85。
この時、西村さんは悔しそうに空を見上げていました。
3回目は53m15。先ほどより良い成績です。

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 しかし、結果は12位。
トップ8に入ることも、自己ベストに近づくこともできませんでした。


 「トップ8に入られなかったので悔しさがあります。世界選手権出場を狙っており、入賞する思いで挑みましたが、今日の成績に点数をつけるならゼロ点です」と、西村さん。しかし、悔しい思いに止まることなく、「次の9月にある全日本インカレで優勝したいです。そのためにもう一度体を作り直します」と、次の大会への目標を立ててやるべき事をはっきりとおっしゃっていました。

 今日の大会の悔しさを次につなげて頑張っていただきたいです!





 棒高跳びに出場された健康・スポーツ科学科3年生の金治良佳さん。

 試合前から、準備運動や棒高跳びの練習を繰り返し、休憩を挟みつつも定期的に体を動かしていらっしゃっていて、ポールを少し気にされているようにも思われました。

 近くのスタンド席で陸上競技部の棒高跳びの仲間たちが見守る中、17時に棒高跳びの決勝が開始。

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 1回目、3m60の高さを軽々と跳び越え、華麗に着地!

 2回目、3m70をパスして、3m80に挑み、勢いよく助走し、弧を描くように美しくジャンプ。
しかし、あと少しのところで足が棒に引っ掛かってしまいました。
 この後も3m80の高さに2度挑みましたが、どちらも成功となりませんでした。


 この大会に向けて、金治さんは、4m以上跳ぶために、普段使っていたポールよりも長く硬いポールへ変えて、勝負にかけたそうです。
しかし、使い慣れていなかったため、普段のポールなら飛べる高さも思うように跳ぶことができなかったと悔しそうに話されました。

 「今回の試合評価は50点です。固いポールでジャンプする練習をもっと積極的に重ねて、次の全日本インカレでの優勝を狙います」

 課題ははっきりしているので後は練習を重ねるのみ、とおっしゃった金治さん、その姿からは力強さを感じます。



 やり投げの西村さん、棒高跳びの金治さん、
前向きに次へと挑戦し続けるお二人の進化と全日本インカレがとても楽しみです!!
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