大学院修士課程看護学研究保健師コース 公衆衛生看護学継続支援実習

2019年04月23日

今回は看護学研究保健師コースで実施している4つの実習のうち、1年生の前期・後期に実施する1つ目の実習「公衆衛生看護学継続支援実習」の様子をご紹介します。

この実習では、地域での健康な生活を支援する意義を理解するとともに、対象の方と関係を構築できる対人関係能力を養うことを目的とし、乳児と高齢の方への継続家庭訪問(各8回・計16回)を実施しています。

実習指導者(写真右)を交えた全家庭訪問終了後の最終報告会の様子(高齢者)

2018年度は5月から12月まで、西宮市中央保健福祉センターと高齢者あんしん窓口高須、高齢者あんしん窓口小松でお世話になりました。1年生はこれが初めての実習で、初回訪問の際にはとても緊張した様子でした。しかし、2回、3回・・・と家庭訪問を継続するうちに、徐々に訪問に向かう表情が柔らかくなり、対象の方との関係がしっかりと築かれていったことがわかりました。

乳児への家庭訪問ではお母さまとともに赤ちゃんの成長を見守り、高齢の方への家庭訪問では健康に関することやこれまでの人生のお話を聞かせていただくことができ、継続して家庭訪問をすることの大切さを実感していました。この経験は、今後2年生での実習や修了後の進路でも大きく活きると思います。

実習にご協力いただきました実習指導者の皆さま、快く家庭訪問を受け入れてくださったご家庭の皆さま、ありがとうございました。


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