臨地実習連携会議の会場視察

2016年07月01日

看護学部では10月に臨地実習連携会議が開催されます。
臨地実習連携会議とは実習施設との連携体制の基盤づくりの一環として、臨地実習の教育計画の情報共有を行うために開催されます。その会場となるのは、武庫川女子大学の建築学科がある上甲子園キャンパスの甲子園会館です。

甲子園会館(旧甲子園ホテル 昭和5年竣工)は日本に残る数少ないライト式の建築であり、国の近代化産業遺産および登録有形文化財に登録されています。帝国ホテルの常務取締役でホテル界の第一人者といわれた林愛作(1873~1951)の理想にもとづき、F.L.ライト(米・1867~1959)の愛弟子・遠藤新(1889~1951)が設計しました。
映画「ALWAYS 続 三丁目の夕日」「日本のいちばん長い日」などのロケ地としても有名な建築です。また、今年8月公開の生田斗真主演の映画「秘密」のロケもここで行われました。

今回私たちは臨地実習連携会議の会場視察にやってきました。このように、実習施設の方々と綿密な連携がとれるように、そして学生さんの実習環境を整えて有意義な学びとなるように着々と準備を進めております。

さて、「甲子園会館が素晴らしい」という話は何度も聞いていましたが、来てみてその存在感に圧倒されました。建築学科の学生さんは、こんな素晴らしい建築物を毎日肌で感じながら学ぶことができて非常に良い学習環境なのだなぁと感心するばかりです。もちろん臨地実習連携会議の後には甲子園会館の見学ツアーも行います。
なお、甲子園会館は予約すればどなたでも見学可能です。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kkcampus/kengaku/index.html

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DSCN1666会場となる西ホール
DSCN1731建築学科は1学年の定員が40人の少人数制で、1人に1台の製図机とコンピューターが用意されています。DSCN1747甲子園会館に隣接する建築学科の校舎、建築スタジオ

 


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