第15回日本アディクション看護学会学術集会

2016年09月05日

9月3日(土)、4日(日)の2日間、中央キャンパスで「第15回日本アディクション看護学会学術集会」が開催されました。この学術集会では、本学の看護学部精神看護学分野の寳田穂教授が会長をつとめました。

当日は、台風の影響が危ぶまれたお天気も、見事に晴れとなり、北は北海道から南は九州まで、全国から約300名が参加されました。看護学の研究者や臨床の看護師だけではなく、ソーシャルワーカー、心理士、当事者、ご家族などさまざまな方にお越しいただきました。

看護学部の学生さんも11名がボランティアで参加者の誘導などのお手伝いしてくれました。笑顔でキビキビとした姿に頼もしさも感じました。ありがとうございました。
学生さんたちもボランティアの合間に講演を聴講して「専門用語が難しかったけど面白かった!」とのことでした。さすがです!

なお、「アディクション」とは、アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存、性依存、共依存、ネット依存、ゲーム依存、DV、児童虐待、摂食障害、自傷行為などといったいわゆる嗜癖(しへき:分かっていてもやめられない状態)のことで、こちらの学会ではアディクションにまつわるさまざまな問題に取り組んでいます。
学術集会では、講演やシンポジウム、研究発表などをとおして、臨床の看護師や他職種、看護研究者の交流がはかられます。
大学では学生への教育だけではなく、このようにさまざまな研究活動もしています。大学生の間から学術集会に参加でき、講義では学べないような多くの知識を吸収できるところも武庫女の強みですね。

来年度は第19回日本母性看護学会学術集会(会長:町浦美智子教授)が本学で開催されます。

正門正門

会長講演2寳田穂会長の講演

 


コメントは受け付けていません。