大学院NEWS

建築学専攻トルコ海外実習 1, 2日目「トルコに向け出発 ベルガマ見学」

2014/10/14

 2013年4月26日(金)に、建築学科・建築学専攻修士課程(6年)は日本で初めて建築系学士修士課程プログラムとして日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けました。これにより建築学科・建築学専攻修士課程(6年)の教育は、国際的な建築教育基準であるUNESCO-UIA建築教育憲章に対応するプログラムとして正式に認められました。そこでは地域固有の、そして世界の多様な生活や文化などに深い洞察のある人格を養い、グローバルで国際的な活躍ができる建築家を育成します。この教育目標の一環として、2008年12月に締結したトルコ・バフチェシヒル大学との間の一般交流協定に基づき、2010年度から、建築学専攻修士課程の大学院生と教員が約半月間先方を訪れ、授業の一環として保存修復関連の実務訓練を行う海外実習を開始しました。
 今年度も、2014年10月9日(木)から10月25日(土)の17日間、修士1年生13名が建築設計実務I、建築保存修復インターンシップの授業の一環として同様の実習を行います。

 関西国際空港を9日の夜に出発し、イスタンブール・アタチュルク国際空港で国内線に乗り継ぎ、10日の早朝にイズミル国際空港に到着しました。イズミル国際空港で実習の全日程を引率していただくバフチェシヒル大学建築デザイン学部のムラト副学部長とシネム助手と合流後、貸し切りバスでホテルに向かい、チェックイン。今回の海外実習は、エーゲ海沿岸に花開いたヘレニズム期およびローマ時代の都市遺跡の見学からスタートです。まずイズミルからバスで北上し、ベルガマに到着。日本語が話せる現地ガイドの説明を聞きながら、ローマの医療施設アスクレピオンの遺跡、ベルガマ考古学博物館、丘の頂上に建設されたペルガモン王国の遺跡 アクロポリスを見学しました。さわやかな快晴の下、古代人の豊かで生き生きとした生活を感じ取ることができました。ホテルに帰る道中で、ベルガマの特産品であるオニキス(縞瑪瑙)の工芸品の工房にも立ち寄りました。関西空港から始まった長旅の疲れはややありますが、体調を崩す者はなく、明日の見学に臨められそうです。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

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