大学院NEWS

建築学専攻2012年度 トルコ文化研究センター研究会 第3回「バーミヤーン石窟寺院・天井形式の解読 -木造・組積造建築文化の融合-」が11月28日(水)に開催され、建築学専攻の学生も参加しました。

2012/12/19

 本研究会では2005年から2006年にかけて現地調査で撮影された豊富な写真を披露していただきながら、バーミヤーンの石窟寺院天井形式についてお話をしていただきました。
 「バーミヤーンは人間がどんなに知恵を絞ってもいつか消えてしまう遺産なので記録に残さなければなりません。入れる石窟にはすべて入り、壁4面と天井と床を撮影しました。」と会の冒頭に調査の様子をうかがいました。 バーミヤーンの概要、石窟寺院の建築的基礎知識、天井形式の説明ののち、実例を挙げながらドーム・方形組み上げ・クロスヴォールトなど石窟内に見られる天井の形式、古代中国から見た仏教建築における天井と装飾などについてご説明いただきました。
 質疑応答では基準寸法などの寸法体系の有無、天井形式の世界各地への伝播の範囲、木造天井でオリジナルが残っているかなど、聴講者からも多数の質問があり興味が尽きない研究会でした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

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