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クロスカントリースキーやノルディックウォーキングを体験! 健康・スポーツ科学科の学生23人が、フィンランドでの海外研修に参加しました。

2011/03/19

 健康・スポーツ科学科の学生23人が、3月9日から18日までフィンランドを訪れる海外研修「海外の健康・スポーツの研究」に参加しました。研修中に、学生を引率する松本裕史・講師から本学に届いた研修記のメールをご紹介します。

3月18日 全員無事帰国しました
 全員無事に帰国しました。今回の研修は、フィンランドを北上し、北極圏を越える旅でしたが、体調不良になる学生もおらず、充実した研修だったと思います。これもすべて、現地のアレンジ兼ガイドを務めてくれた高橋直博さんの努力の賜物です。空港での別れに際して、涙を流す学生もおりました。ここに記して感謝申し上げます。
3月16日 世界遺産でノルディックウォーキング
 研修もいよいよ終盤です。フィンランドの首都 ヘルシンキに移動しました。ここには世界遺産のスオメンリンナの要塞があります。この要塞は、6つの島の上に建造された海防要塞で、ゆっくり歩くと2時間以上かかります。最後のプログラムは、世界遺産をノルディックウォーキングしながら歩くことでした。ノルディックウォーキングは、フィンランド発祥のスポーツで、専用のポールを使いながら歩くウォーキングです。フィンランドでは、街中でも愛好者を頻繁に見かけました。学生は当初ポールの使い方に戸惑いながらも、徐々に使い方に慣れ、景色を楽しんで歩けるようになりました=写真左=。
「ポールを使ったウォーキングということで歩きにくそうなイメージがありましたが、やってみるとすごく歩きやすくてびっくりしました。世界遺産の景色を見ながら楽しく歩けました」(大学健康・スポーツ科学科1年 福本 遥)
3月15日 サンタスポーツ専門学校を見学
 ラップランド州の州都 ロバニエミに移動しました。ここでは、アスリート養成から一般人の健康づくりまで幅広く展開しているサンタスポーツ専門学校を見学しました。フィンランドのスポーツ専門学校は、すべて公立です。ここの学生は卒業後、現場に出て即戦力となるような教育が実践されており、カリキュラムの3分の1が現場での実習時間に充てられています。
 施設は、400人程度の学生数でありながら、幼児と高齢者が一緒に遊べる遊具、一般用トレーニングルームからアスリートのための実験室まで、様々な実習が行えるようになっています。学生は現地教員の説明を受けながら、日本にはないカリキュラムや施設に関して興味を持ち、そのアイデアの豊富さに感心していました。
 「サンタスポーツ専門学校は、一般人が宿泊できるホテルを隣接するなど施設がとても充実していて驚きました。アスリートから高齢者までスポーツできる環境に魅力を感じました」(大学健康・スポーツ科学科3年 冨山早希)
3月12日 中学校訪問が地元新聞に取り上げられました
 翌日の地元紙に中学校訪問の記事が掲載されました。ここラハティでも武庫川女子大学の訪問が話題になっているそうです。内容は、スポーツを通じたコミュニケーションのすばらしさです。まさに学生が実感したことでした。今日はスキーのワールドカップを観戦しました=写真右=。ラハティは、町の中心から約10分程度歩いたところに競技場があり、町と競技場が一体化したヨーロッパでも非常に珍しいところだそうです。学生は、そのスケールの大きさに圧倒されていました。競技場では、多くの外国人の方から、地震に関してお悔やみの言葉をいただき、世界中の人々が日本のことを心配してくれていることを実感しました。今回の大会では、日本人選手も参戦していました。学生は、彼らの活躍が日本に元気を届けることになると信じて、声をからして応援していました。
3月11日 ラハティ市内の中学校を訪問
 いよいよ前半の山場、地元中学校の訪問です。今回訪問するsalinkallion 中学校は、ラハティ市内にあり、全校生徒約300人が学んでいます。まず、学生は中学校1年生の体育の授業に参加しました。本日の授業内容は、フロアーボールというフィンランドの中学校では、ポピュラーなスポーツでした。簡単なレクチャーを受けた後、基礎練習に移り、最後は学生と中学生との混合チームで対抗戦です。試合が進むにつれて、チームの輪ができ、得点したときは飛び上がって喜びを分かち合っていました。言葉が通じなくても、スポーツを通じて仲良くなれるというスポーツのすばらしさを実感した瞬間でした。その後は、美術と家庭科の授業に参加し、中学校の給食を食べた後は、いよいよソーラン節の披露です。中学校側の配慮で、全校生徒と全教員約300人が体育館に集まりました。これまでの成果を存分に発揮して、演舞は最高の出来栄え=写真中=。終了後、拍手の喝采に、学生は満面の笑みで応えました。その後、副校長先生からフィンランドの教育システムについてレクチャーをしていただきました。特に、授業についていけない生徒を10人程度の特別クラスとして教育していくシステムには、強い関心を持ったようです。
 「ソーラン節の演舞の時、中学生の私たちを見つめる真剣な表情に気合が入りました。最後のポーズを決めた後は大きな拍手をくれたので、ほっとして笑顔が自然と出てきました。みんなの心が1つになってとても良い演技が出来たと思います」(健康・スポーツ科学科3年 伊藤真理子)
3月10日 クロスカントリーで3キロのコースを走破。スキーの後はサウナでリラックスしました。
 今日は、クロスカントリースキー体験です。フィンランドは、クロスカントリースキーの本場で、こちらで「スキー」といえば、クロスカントリースキーを指します。学生たちがスキーを楽しんでいる時も、若者からお年寄りまでかっこいいウェアを着て、白銀の大地を颯爽と駆け抜けていきました。
 初めてクロスカントリースキーを体験する学生は悪戦苦闘していましたが、次第にスキーを滑らせる感覚を修得し、その楽しさの虜になっていきました。最後は、全員で森の中の3キロのコースを走破し、気持ちの良い汗をかきました。
 疲れた身体を癒やすのは、サウナです。サウナはフィンランドが発祥。そして、サウナとセットで楽しむのがアヴァントです。アヴァントとは、フィンランド語で凍った海や湖に開けた穴のこと。フィンランドでは高温サウナに入り、身体が温まったら、この穴に飛び込むのが本当の楽しみ方なのです。これに入ることでサウナでほてった身体を程よく冷ましてくれます。
 私たちが入るアヴァントは、厚さ7センチほどの氷がはった湖。人がひとり入れそうな穴を開けて、サウナに臨みました。学生たちは、「冷たい! 」と絶叫しながらも楽しかったようで、なかにはサウナとアヴァントの間を3往復する学生もいたほどです。
 「クロスカントリースキーは、初めてで見た目より滑走が難しかったですが、冷たい空気を感じながら自然の中を歩く快感はなんともいえない素晴らしいものでした。日本に帰ってからも挑戦したいです」(短大健康・スポーツ学科1年 橘由里子)
3月9日 フィンランドに到着しました。全員元気です。
 関西国際空港を出発した研修団は、無事フィンランドに到着しました。早速、本日の宿泊地Vierumaki(ヴィエルマキ)にバスで移動です。ヴィエルマキは、フィンランド最大の総合スポーツ施設です。スポーツ研究所やスポーツ専門学校を併設して、スポーツの教育拠点である一方、ホテルやゴルフ場、ボーリング場まであるスポーツリゾートでもあります。
 ヴィエルマキではコンドミニアムに宿泊し、自炊をします。バス移動の途中、スーパーで食料品を買い込みました。スーパーは、フィンランドの生活を知る格好の場所です。学生たちは、ガイドの高橋さんのアドバイスを受けながら、買い物を楽しんでいました。自分たちで作るディナーは、格別の味でしょう。
3月8日 出発を前にフィンランド語を学び、ソーラン節を踊る練習をしました。
 学生はこれまでに、ガイドを務める高橋直博さんによるフィンランド語講座を受講し、実践的なコミュニケーション力を身に付けようと頑張ってきました。また、訪問先の中学校でソーラン節を披露するために、練習に励みました。中学校の全生徒の前で、演技はバッチリ決まるのでしょうか? 非常に楽しみです。

(松本裕史・健康・スポーツ科学科講師)

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 同学科では、海外での生活体験を通じて国際理解を深めるとともにスポーツ指導者としての自覚を高めることを目的に毎年、海外研修「海外の健康・スポーツの研究」を開講しています。今回の研修では、スキーのワールドカップ観戦や現地の中学校の体育授業見学、クロスカントリースキー体験など、北欧のスポーツ、教育、文化に触れる機会がたくさん用意されています。
*詳細は、健康・スポーツ科学科のホームページをご覧ください。

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