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建築学科の院生・学生グループ6人が建築コンペで入選。災害時にも使えるシェルターをデザインしました。

2011/07/31

 大学院建築学専攻と大学建築学科の学生有志が制作した空間デザイン作品が「膜・空間デザインコンペ」で佳作に選ばれました。制作したのは松田夏実さん(建築学科4年)、西田祥子さん(同)、植村洋美さん(同)、山口彩さん(建築学専攻修士2年)、森愛子さん(建築学科4年)、硲野碧さん(同)の6人=写真左の左から順=。

 このコンペは、膜構造・膜材料による空間の提案を目的にデザイン社団法人・膜構造協会が主催。山口さんらは、災害時に避難用としても使えるシェルターをデザインしました。建築・芸術系の学生・生徒から113点の応募がありましたが、山口さんらの作品は、7月16日に東京で行われた最終公開審査に進み、見事、佳作に選ばれました。

 建築学科の授業で、膜構造を利用した駅舎などを設計課題を経験していた山口さんらは、このコンテストへ応募しようと考え、学年の枠を越えて、授業の合間を縫って制作。約2カ月をかけて完成させました。

 入選した作品のタイトル「REN SHELTER in BANGLADESH」。雨季には国土の3分の1が水に浸かることもある国・バングラデシュを参考にし、乾季は憩いの空間、水害時には非難用になるシェルター「REN」=写真右=を提案しました。このシェルターは2~10人を収容でき、平時は学校や公園などに設置され、人々のリラックス空間として使われます。洪水時には非難用に使われ、水位の変化に対応して、浮遊するというユニークな設計です。

 山口さんは「東日本大震災のことも意識をして、このシェルターをデザインしました。今後、気候変動で世界中で、バングラデシュのような洪水が起こるようになるかもしれません。その時にこの提案が生かされればうれしいです」と、このデザイン提案の意義を話しています。

 作品は上甲子園キャンパス建築スタジオ1階ロビーに展示されています=写真中=。膜構造協会では今後、応募作品を提案事例集として取りまとめ、全国の自治体など配る予定です。

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