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学生が企画した「防災ウォークラリー in 武庫川女子大学」が催され、地域の方たちが津波避難ビルの栄養科学館目指して歩きました。

2013/12/01

 西宮が津波に襲われたことを想定して、本学の総合スタジアムから津波避難ビルに指定されている栄養科学館までの約2.5キロを歩く「防災ウォークラリー in 武庫川女子大学」が12月1日午後に催されました。

 このイベントはNPO法人「日本災害救援ボランティアネットワーク」が主催し、心理・社会福祉学科の茅野宏明教授の授業「レクリエーションの企画と運営」を受講している2年の成瀬里穂さんら学生7人が授業の一環として企画。成瀬さんらの呼び掛けで参加した本学の学生26人や関西学院大学、大阪大学などの学生約20人がボランティアとして運営スタッフになりました。

 午後1時、総合スタジアムで、この日に学友会の総務委員長になったばかりの大島美佳さん(同学科2年)=写真左=の司会でイベントが始まりました。京都大学防災研究所の矢守克也教授が「地震で長い揺れを感じたら津波に注意が必要。短い揺れは、内陸型のことが多い」などと津波防災に関する講話。学生らが考えた「地震そのものの規模を表すのは震度とマグニチュードのどちらか?」などという津波クイズを、参加した地域の方やスタッフら計約100人が楽しみました。

 ストレッチ体操=写真中=をした後、同2時に参加者は6班に分かれて出発=写真右=。3つのコースに分かれて、離れた栄養科学館まで歩き、1階多目的ホールで災害食の試食などをしました。

成瀬里穂さんの話「私は(海から離れた)三木市に住んでいるので、津波は余り意識することはありませんでした。しかし、このイベントを企画して、普段から人と人との繋がりを大切にし、他人事とは思わずに、地震や津波について考える機会を持つことが必要だと感じました」

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