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大学での学び・課外活動の経験が、社会の変化に対応できる「自分づくり」に。地域別教育懇談会が開催され、保護者・学生と大学教職員が就職について考えました。

2014/09/27

 大学と保護者が意見交換する「地域別教育懇談会」が9月27日、中央キャンパスをメーン会場にして開かれました=写真右=。この教育懇談会は就職支援に特化した内容になっており、今年も1300人を超える保護者や学生が出席しました。公江記念講堂で行われた全体会では、本学の就職活動の取り組みについての話やキャリアコンサルタントの講演に、出席者は熱心に耳を傾けました。

 全体会の冒頭で、山中恵枝・教育後援会長は「保護者のみなさまは、普段はキャンパスに来たり、先生方と話したりする機会があまりないと思います。今日はしっかりと大学で情報収集し、充実した一日を過ごしてください」とあいさつ。糸魚川学長は本学の立学の精神に基づいた教育目標の3つの柱である①「すぐれた知性」を磨くこと②「感性豊かな潤いのある心」を育むこと③「人を思いやり、人のために尽くす精神」を身に付けること―を中心とする教育方針について、山崎教学局長は教育の現状の取り組みについて説明し、地震・津波など防災や安全対策についても話しました。内田キャリアセンター長は就職・求人状況や就活生の保護者の心構えについて説明しました。

 本学で就職講座を担当するキャリアコンサルタントの石田秀朗氏は「就活スケジュールの変更がもたらす企業の採用活動の変化~大学生は就職活動をどう捉えればよいのか~」と題して講演しました=写真左=。石田氏は「早い時期に企業と接触する機会が増える可能性があり、早い時期からしっかりした『自分づくり』を」「自発的な学び、課外活動への参加が仕事のプロセスや社会の秩序につながる経験になる」「大学では発言・発案・発表の機会が多く、伝える力・求められる人材要件につながる力がつく」と話しました。

 午後からは学科ごとの説明会や、教員と保護者の個別懇談が行われました。食堂には、就職や資格、留学、学寮、奨学金などについての相談コーナーを設置。「学長懇談・相談コーナー」も設けられました。
 


 「地域別教育懇談会」は全学生の保護者から構成される「教育後援会」が主催しています。1984年から30年にわたって続き、大学と保護者が質疑を通して連携を深める場となっています。本年度は、今回の大学本部会場のほか、広島(8月23日)、高松(8月30日)、金沢(9月7日)の3会場で開催されました。

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