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人生を楽しく過ごすために。高齢者を支えるボランティアと学生が共に健康を考えました。「健康フェスタ武庫川2007」を開催。

2007/04/30

 地域の高齢者を支援する方々と、学生・教職員が共に健康を考えるイベント「健康フェスタ武庫川2007」が4月30日、本学で開催されました。武庫川女子大学高齢者栄養科学研究センター主催のこの「フェスタ」には、西宮・鳴尾地区の民生委員を始め、高齢者を支えるボランティアの方々約50人が参加。健康・スポーツ科学科、心理・社会福祉学科、食物栄養学科、音楽学部の学生サポートスタッフ約70人と共に、運動とリラクゼーションのためのジャイロキネシス、音楽療法、栄養チェック、健康チェックなどを行いました。

 宮水学園ウェンズフォー混声合唱団の演奏が披露された開会式に続く、「運動とリラクゼーション」は、いすやマットを使った運動で身体をほぐすプログラム。「健康チェック」では、身長・体重・血圧・骨密度の測定をはじめ、身体のゆがみの測定やボディソニックなどを用意。さらに、普段の食事の栄養バランスを確認できる栄養チェックや音楽療法のセッションなどを参加者は実際に体験しました。
 また、参加者と学生たちがいっしょにテーブルを囲む昼食会では、音楽学部の学生とOGによる弦楽演奏が行われ、雰囲気を和ませていました。

 今日のまとめとなるディスカッションでは、グループごとで意見交換し、学生がまとめて発表しました。参加者からは「めったにできない測定を体験でき、自分の身体のことや食事のバランスを知ることができました」「たまった疲れが運動でとれたようです」「私たちももっと勉強したいので公開講座などがあれば参加したいです」「どうすれば人生を楽しくすごせるかを考えることができました」などの声が聞かれました。学生たちは「地域の方々と接する機会が少ないので、こうしていろんな方とお話できてよかったです」「民生委員の仕事についてお話が聞けて参考になりました」と感想を話していました。

 最後に福尾センター長が、「大学が地域にもっと出て行こうと考えています。活動の中で学生が得るものは大きいと思います。学生は本学で、教育や健康、福祉、栄養、音楽、薬学といったさまざまな分野を学んでいますが、将来地域に関わっていくだろう人も多いでしょう。地域の皆さんにも、学生たちをぜひ育てていただききたい」と締めくくりました。

 「武庫川女子大学高齢者栄養科学研究センター」は、2006年度に設立された研究センターです。総合大学である本学の特長を生かし、社会福祉機関、医療機関、企業などと連携し、地域の高齢者の栄養状態の改善や、音楽療法・運動療法などを取り入れ、健康の増進を図り、生きがいを高めてもらう支援システムの構築を目指しています。

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