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図書館イベント「大学図書館と出版社の現場から」が開催されました。

2015/05/30

 図書館イベント「大学図書館と出版社の現場から」(主催:私立大学図書館協会「学習支援プロジェクト」、「書物復権の会」出版社10社)が5月30日、中央図書館2階のグローバル・スタジオで開催され、約250人が参加しました=写真左=。この企画は「他大学の図書館ではどんな活動をしているのか」「出版社や書店にはどうしたら就職できるのか」といった学生の疑問から生まれました。

 第1部は、7大学(大阪芸術大学、京都産業大学、近畿大学、神戸女学院大学、武庫川女子大学、桃山学院大学、立命館大学)の図書館スタッフや学生がポスター発表をし、それぞれの大学図書館の取り組みを紹介しました。武庫川女子大学は、学生時代に図書館スタッフとして活躍し、今春から司書として勤めている濱田沙恵さん=写真中の右=、錦戸花歩さん=写真中の左=が企画展示やイベント、図書館の運営などについて説明しました。

 第2部は「本はどのように作られ、そして読者へ届くのか~出版社の現場:企画から営業・販売まで」と題して、出版社の編集・営業の担当によるパネルディスカッションが行われました=写真右=。
 テーマ1.「著者とどう付き合いどのように企画をたてるのか」では、青土社『現代思想』編集長の栗原一樹氏が「雑誌の特集を考えるにあたって、素材を集めるアンテナをはること、誰がどのテーマ(分野)に詳しいかを知っていることが重要。人とのコミュニケーションや関係によって成り立つ仕事」と話しました。
 テーマ2.「読者はどこにいるのか?」では岩波書店 新書編集長の永沼浩一氏が「自分自身がおもしろいと思えるものを、著者とともに練り上げて伝えていきたい。難しいけれど読み続けられる本『ムズオモな本』を作りたい」と話しました。
 テーマ3.「本と出合う場としての書店・図書館」では、みすず書房 営業部長の田崎洋幸氏が「20年前に比べて、来店者が3分の1になったという書店のデータがある。書店の数も減り、本との出会いの場が減った」と話しました。
 続いて、司会の東京大学出版会 橋元博樹氏の進行で討議が行われ、編集者の仕事についてそれぞれが実際の内容を交えながら、その大変さや魅力を語りました。
 学生や他大学の大学図書館職員からも質問が寄せられ、それぞれに真摯な意見が出ていました。
 最後に出版社の仕事は、著者の書いたものを読者に届ける『文化の配達人』と言われるが編集者や営業だけでなく、出版を支える多くの業者があって本が出版され、書店や図書館によって読者のもとに届けられるとまとめられました。

 参加していた学生は「普段聞けない話を聞くことができました」「手に取りやすい新書だけでなく、幅広いジャンルを手にとって読みとおせるよう、チャレンジしてみようと思います」と感想を話しました。

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