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食物栄養学科の森田千尋さんが、日本家政学会関西支部の研究発表会で「若手優秀発表賞」を受賞しました。

2015/10/29

 日本家政学会関西支部の第37回研究発表会が10月25日、武庫川女子大学で行われ、学生29人を含め、学内外から114人が参加しました。この研究発表会で、食物栄養学科4年生の森田千尋さん(写真右、宮本有香研究室)が「日本家政学会関西支部 若手優秀発表賞」を受賞しました。受賞者は森田さんを含めて4人で、大学院生が受賞することが多い中、学部生が受賞するという素晴らしい結果となりました。
 
 森田さんの研究発表の演題は「マカロン焼成に影響する要因について」。卒業論文の研究で、同じ宮本研究室に所属する山田菜摘さん=写真左=との共同研究です。
 マカロンは、卵白とグラニュー糖を泡立てて調製したメレンゲに、アーモンドプードルや粉糖を加えて作る伝統的なお菓子。マカロンの焼き上がりが成功か失敗かは、『ピエ(※1)』の出現が指標になります。ピエ出現には、生地中の気泡状態を調整する『マカロナージュ(※2)』という作業が関係しますが、この作業はパティシエの勘によることが大きいため、一般的にマカロンは作ることが難しいとされています。
 この研究では、マカロン焼成に影響する要因として、メレンゲの安定性とその他材料の影響について検討。2人は実験を重ね、ピエ出現の有無はメレンゲの安定性に関係しておらず、マカロンの焼成にメレンゲの安定性は関係していない可能性を認めました。さらに生地中に含まれる全糖(グラニュー糖+粉糖)の割合を算出。全糖割合44%ではピエが認められず、48%で認められたことから、マカロン焼成を成功させるには生地中に一定の糖量の存在が必要であることが強く示唆されるという結果を導き出しました。
 
 森田さんは、「1日平均240個、多い日で360個のマカロンを焼きました。毎日遅くまで資料を作り、家でも発表の練習をし、先生に確認していただくということの繰り返しで当日を迎えました」と話しました。

 「日本家政学会関西支部 若手優秀発表賞」は、平成20年から、若手の研究奨励などを目的とし、関西支部研究発表会において授与することになったもので、40歳未満の発表者(演者)に贈られる賞です。研究内容として一定の水準があることを前提に、(1)内容のわかりやすさ (2)アピール度 (3)表現能力 (4)質疑への対応の的確さの四つの観点から総合的に判定されます。

※1:フランス語で「足」の意。膨らもうとする空気が上に出られず、下からはみ出すことにより生まれ、まるで足のように見えることが名前の由来。
※2:メレンゲの泡を潰す工程のこと

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