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兵庫県産のいちじくを使ったゼリーを学校給食に。食物栄養学科の松浦寿喜教授がアドバイザーになり、県内初提供が実現しました。

2016/09/28

 西日本3位の生産量を誇る兵庫県産いちじくを、より幅広い世代に食べてもらい、消費を拡大するため、兵庫県いちじく研究会が県学校給食・食育支援センターや産地の市町と共同開発した、学校給食いちじくゼリー(写真右、約15000個)の提供が始まりました。この取り組みに、食物栄養学科の松浦寿喜教授=写真左=がアドバイザーとして協力。9月21日から、小野市、相生市、太子町の幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校の学校給食で提供されています。

 兵庫県はいちじくの生産が盛んであるにもかかわらず、購買層の中心は50代以上の女性。「より幅広い世代に食べてもらうことで消費の拡大を図りたい」という兵庫県いちじく研究会の思いが開発のきっかけで、兵庫県の「『農』イノベーションひょうご推進協議会」の委員を務めている松浦教授に声がかかりました。収穫後は追熟しないいちじくは、完熟での収穫が最もおいしいとされます。しかし完熟果実は保存性が悪く、生果での提供が難しいことが課題でした。
 松浦教授は、本学 食物栄養学科の2~3年生を中心に約180人にアンケートを実施し、いちじくに対する印象や製品にするならどんなものがよいかなど、学生の意見を集め、研究会に提供。学生たちへのアンケート結果が基になり、「ゼリー」で提供するという案が生まれました。

 松浦教授は「あるクラスで学生にアンケートを取ったところ、いちじくは知っているが食べたことがないという学生と、どんな姿なのかもまったく知らないという学生を合わせると半数近くいて、かなり驚きました。今後、機能性の表示を加えられるようになり、いちじくの効能が理解されるようになれば、若い世代の消費がもっと増えるのではないかと思っています。今回のゼリーは、いちじくの存在を知ってもらうきっかけになると期待しています」と話しています。
 


 現在、松浦教授は「『農』イノベーションひょうご研究開発プロジェクト支援事業」に携わっています。実用化研究枠で採択された「バジルを利用した新規機能性表示食品届け出に向けた臨床試験および安全性試験の実施」というプロジェクトに取り組み、今年で3年目。本学の学生の協力を得て試験等を重ねています。

≪「農」イノベーションひょうご研究開発プロジェクト支援事業とは≫
 兵庫県では、農林水産業を成長産業として育成するため、農林漁業者と食品関連企業はもとより、従来つながりの薄かった多様な分野の事業者や大学等の研究機関と連携を進め、創造的な新商品・新サービスの開発を支援しています。その一環として実施している、産学官連携による、比較的初期段階の研究開発プロジェクト支援事業です。

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