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書評キャンパスの記念トークイベントが行われ、音楽学部の今井桃代さんが参加しました。

2018/05/26

書評専門紙「週刊読書人」で2017年から掲載している人気コーナー「書評キャンパス:大学生がススめる本」のトークイベントが5月26日、中央図書館2階グローバルスタジオで開かれ、本学音楽学部3年の今井桃代さんら、このコーナーに執筆した大学生10人がゲストスピーカーとして参加しました。

 

「書評キャンパス」は、大学生の読書離れが指摘される中、本を読む学生を応援し、読者層の若返りをはかろうと2017年にスタート。毎週、大学生が書いた書評を掲載しています。株式会社読書人の黒木重昭社長は「関西を中心に手を挙げてくれる大学が相次ぎ、今では全国から掲載を上回るペースで寄稿があります」と、反響の良さを喜び、「昨年掲載した50人分の原稿を本にする予定です。書評を書いたことのない人もぜひ挑戦してほしい」と呼びかけました。

 

学生指導を担当した小口大城副編集長とゲストスピーカーによる座談会「編集者×学生 ”読む力” ”書く力”」では、学生たちが、書評を書いたきっかけや、気づいたことを活発に発言しました。学生が1冊を選び、1200字以内で執筆した原稿は、小口副編集長が添削して、何度もやりとりしながら掲載に至ります。関西大学の山口和晃さんは「初めて書いた書評は線とコメントがいっぱいでした。不特定多数に発信する難しさと面白さを感じました」と言い、神戸女学院大学の川村優さんは「私の書き方で本のイメージが決まってしまう怖さがありました。添削を通して、書き方の癖を指摘してもらえてよかったです」と話しました。「もう一度書きたいか」と問われると、全員が手をあげました。今井さんは「新聞を読んだり、社会について考えたりするようになり、自分が変わるきっかけになりました。今、留学をめざしており、留学を経て、自分の文章がどう変わるかを知りたいので、いつかまた挑戦したい」と話しました。小口副編集長は「書評は読書感想文と違って、本を読んでいない人に伝わるように書かなければならない。厳しいコメントもしたが、皆さんの成長に役立てたらうれしい」と話しました。

 

このイベントは私立大学図書館協会阪神地区協議会(事務局:武庫川女子大学)の「学習支援プロジェクト」と、週刊読書人のコラボレーションで実現しました。

 

 ゲストスピーカーの学生は以下のみなさん(敬称略)

山口和晃(関西大学)、瀧口有規子(関西福祉大学)、大澤芽衣(関西学院大学)、中山心(近畿大学大学院)、白井遥(甲南女子大学)、福市彩乃(関西大学大学院)、小林くる美(神戸松蔭女子学院大学)、川村優(神戸女学院大学)、今井桃代(武庫川女子大学)、余田葵(立命館大学)

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