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個性的な改修で団地の再生をー。生活環境学科の学生が団地住戸内の改修を通して再生を提案しました。

2007/09/29

 本学生活環境学科の学生を含む、5つの教育機関(武庫川女子大学、関西大学、京都工芸繊維大学、大阪市立大学、大阪工業技術専門学校)の学生たちが、中古団地の住戸を改修し、居住者ニーズに応える住戸作りと団地の再生を考えるプロジェクトが進んでいます。9月29日に、学生たちが実際に約2カ月半かけて改修した住戸の見学会と、団地再生を考えるシンポジウム「蘇る中古団地の住戸(学生による自主改修を通して)」が開催されました。

 このシンポジウムは、都市住宅学会関西支部主催、武庫川女子大学生活環境学科と日本建築学会近畿支部環境保全部会共催。上甲子園キャンパス甲子園会館で行われました。

 学生たちは、解体前の西武庫団地で1DK(28㎡)の住戸をそれぞれ一軒ずつ改修。画一的な同一間取りの住戸が個性的に生まれ変わりました。
 生活環境学科3・4年生と大学院生の10人を中心とするグループよる改修は、「DOMA 304」をテーマに土間に注目した空間を設計しました。みんながくつろげる空間を目指したという部屋は、ワンルームとし、石窟住居をイメージした白い壁と床はフローリング。土間で部屋全体を左右に分け、ワークスペースとミーティングスペースを作りました。また、バルコニーと部屋の高さをそろえることで、外部とつながるひろびろとした空間を演出しています。このフローリングは解体した住居の床や柱を再利用しました。=写真右=

 各校の報告で本学グループは、大学院生活環境学専攻の鈴木優里さんが、改修プロジェクトの内容を発表しました=写真左=。3階であったことと、傷みが激しかった部屋を改修するのに苦労したことや、フローリング素材は解体した住居の床や柱から探したことなどを報告しました。 
 自分が住みたい空間をデザインしたという部屋は、メンバーが自然に土間で座ってくつろいでいたそうで、イメージどおりの憩いの空間に仕上がったようでした。

 各校の報告に続いて、リノベ研の三谷幸司氏が、改修作業についての講評を行い、狭い空間の利用法や廃材の再利用などの提案への評価や学生たちへのアドバイスを話されました。
 また、高田幸雄・京都大学大学院教授による基調講演「ストック活用と団地再生」や、コーディネータを含むパネリスト7人によるパネルディスカッションでは、ストックである既存の建物(団地)の活用とその課題について、参加者もともに熱心な議論が交わされました。(参加者は学生や建築関係者など約200人)

 学生の改修について会場の参加者による投票が行われ、武庫川女子大学チームは敢闘賞を受賞しました。(優秀賞は関西大学チーム)

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