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武庫川学院創立80周年記念企画「奈良文化講座」を開催しました。

2019/10/31

武庫川学院創立80周年、阪神なんば線開業10周年の記念企画として、「奈良文化講座」(主催:阪神電気鉄道株式会社、武庫川女子大学)が1027日、武庫川女子大学 公江記念講堂で開催されました。およそ1,000人が来場し、1、2階席はほぼ満席となりました。

開催にあたり、山﨑彰副学長が「武庫川学院は古くからこの地を流れている『武庫川』から名付けられ、学院の名前の由来となる『武庫川』が詠まれた万葉歌碑を学内に建立しました。この鳴尾の地が万葉の昔から歌にも詠まれていたことに思いをはせて今日の講演をお楽しみください」と挨拶。

 

基調講演は、マンガ家で大阪芸術大学教授の里中満智子氏による「奈良の文化~令和の時代を迎えて~」と題した講演。遙か1300年の昔に花開き、今なお人を引き付けてやまない奈良の文化と魅力について、「当時は唐から学んで、都や官庁、法律、制度そして歴史書を整備し、大陸中国を意識しながらも一つの独立国家と認められるように大いに努力した時代でした」と話しました。

 

文化講座Ⅰは、本学の影山尚之教授(文学部日本語日本文学科)の「万葉でめぐる奈良」から始まりました。元号「令和」の出典となったことで、改めて注目された万葉集の4,500首にも及ぶ歌の中から、飛鳥から平城京に移る際の旧都に対する思いや、「ふるさと」への感覚など、歌に託した当時の人の内面を解説。会場との対話もあり笑いに包まれる場面もありました。

続いて、阪神電気鉄道株式会社の浅野陽一氏(経営企画室副部長)による「阪神なんば線10年のあゆみ」では、阪神なんば線の計画から開業までの経緯や、開通後の利便性の向上等について、具体的な乗降客数や沿線での諸施設の入込客数増加等のデータを示して説明しました。

 

文化講座Ⅱは、株式会社 竹中工務店の上田忠司氏(設計本部アドバンストデザイン部伝統建築グループ副部長)が、「現在に甦るまほろばの建築」について講演。奈良の歴史的建造物である平城旧跡の南大門及び大極殿の復元に関して、その平面及び構造や装飾までの特定から施工に至る過程で、様々な事例を参考にして類推しながら進めた苦労と、完成時の喜びを話しました。

 

最後に行われた、「万葉のよそおい ミニファッションショー&トークショー」では、古代衣装研究家 山口千代子氏が正倉院宝物などの限られた手がかりから再現した万葉衣装を、本学の学生が身にまといステージで華やかに披露しました。学生たちの堂々としたウォーキングには会場から大きな拍手が起こりました。それぞれの衣装について山口氏が説明した後、本学 佐々尚美准教授(生活環境学部 生活環境学科)と当時の衣装と住環境についてトークショーを行いました。

万葉に思いをはせた一日は、お楽しみ抽選会でも大いに盛り上がり終了しました。

 

(社会連携推進課)

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