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食物栄養学科の有井康博准教授らの研究課題が、第2回農芸化学中小企業産学・産官連携研究助成に採択されました。

2020/03/26

本学生活環境学部食物栄養学科食品科学研究室(有井康博准教授)の研究課題「淡路産ハチミツと豆乳を用いた新規スイーツの開発」が第2回農芸化学中小企業産学・産官連携研究助成(2020年4月〜2022年3月)に採択されました。本助成制度は、農芸化学分野における中小企業の産学振興を目指し、国公立大学・私立大学・高等専門学校・国立研究開発法人・独立行政法人・地方公設試験所等の公的研究機関に所属する研究者と中小企業との農芸化学分野の共同研究提案における優秀なテーマ提案者を顕彰し、研究成果の早期創出とその産業化を支援することを目的としています。2020年度の採択件数は全国で7件、関西で1件、私立大学では本学と早稲田大学が初の採択となります。

 

同研究室は、これまでに卒業研究を通じて、ハチミツで豆乳を凝固させることに成功しています(日本農芸化学会2019年度大会口頭発表、特願2018-211706ならびに論文Heliyonに受理)。今回の研究課題においては、その成果を生かし、株式会社ハートス フード クリエーツ株式会社(企業共同研究者:西脇章代表取締役社長)と、淡路島で採集されたハチミツを用いた新しいスイーツを共同開発します。本課題では、兵庫県の大学と企業が一緒に兵庫県産のハチミツを用いて兵庫県のお土産品を創造するという地域の活性化、ハチミツや豆乳の機能性および開発品の食感を活かした機能性食品の開発という提案が高く評価され、今回の採択に至りました。

有井准教授は、「研究室に所属して卒業研究に取り組んでくれた卒業生たちの成果が、地域活性化や機能性食品の創出につながると期待され、評価されたことが嬉しい。この研究課題を完遂することで、多くの人に喜ばれる新規スイーツを開発し、企業と一緒に活動することを通じて研究室メンバーのより深い学びにつなげたい」と語っています。

尚、本研究グループは2020年4月より食物栄養科学部食創造科学科の所属となります。

 

【参考】農芸化学中小企業産学・産官連携研究助成金 採択者一覧

 

 

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