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学生が日米の小学校の交流を仲立ち。アメリカの小学校から託された人形を苦楽園小学校にお届けしました。

2008/07/24

 今春、本学のアメリカ分校・MFWI(米国ワシントン州スポケーン市)に留学していた山崎有華さん、松本慶子さん、三上久未花さん(いずれも文学部英語文化学科2年)=写真右の右から順=が7月23日午後、西宮市立苦楽園小学校を訪問し、同小と姉妹校提携を結んでいるスポケーン市立リッジビュー小学校から託された2体の人形=写真左=を兒山裕一校長=写真右の左端=にお届けしました。
 
 今回お届けした人形はリッジビュー小の児童・PTAらの募金で購入されたものです。苦楽園小とリッジビュー小は1997年4月に姉妹校関係を締結。提携後しばらくは、活発な交流が続いていましたが、月日の経過とともにリッジビュー小からの連絡が途絶えていました。昨年、MFWIの付属施設である「日本文化センター」の森文彦・館長が、アメリカ分校の近所にある同小学校を訪れた際、かつて苦楽園小学校から贈られた写真や絵を発見。事情を聞いた森館長は、リッジビュー小学校の姉妹校関係を再開させるため、人形による活性化案を思いつきました。
 
 まず今年3月、リッジビュー小の教員・児童をアメリカ分校で開催された「雛祭り」に招待し、本学の附属中高生・学生・教職員の募金によって購入した日本人形を贈呈しました。今回アメリカから届いた人形は、そのお礼であり、交流再開を希望する意味が込められています。
 
 学生たちとともに苦楽園小を訪れた森館長は「今回のケースが姉妹校関係活性化のモデルケースにくれればいいですね」、今回自ら希望して人形を届けるボランティアに加わった三上さんは「この人形で、両校の児童が少しでも国際交流に興味をもってくれれば嬉しいです」と話していました。三上さんら3人は今秋、再びMFWIに留学し、現地の小学校を訪問する予定です。

 この人形交流の取り組みは、神戸新聞の7月24日付朝刊で紹介されました。

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