日米人形贈呈キャンペーン」への協力を呼びかけるポスター・デザインコンクールの表彰式が行われました。

　日米親善のためにアメリカに人形を贈る「日米人形贈呈キャンペーン」への協力を呼びかけるポスター・デザインコンクールの表彰式が10月22日午後、中央キャンパス本館4階会議室で行われました=写真中=。このコンクールは今年で18回目を迎えます。
　
　「日米人形贈呈キャンペーン」は約80年前、日米関係の悪化を憂いたアメリカ人宣教師が、関係を改善しようと日本に人形を贈ったことに端を発しています。答礼として、日本からも58体の市松人形がアメリカに贈られました。そのうちの1体の市松人形が、本学のアメリカ分校(ワシントン州スポケーン市)の近隣の博物館で見つかったことから、本学院が「日米友好の心を引き継ごう」と1993年からキャンペーンを始めました。
　
　審査員を務めた藤井達矢・教育学科准教授(美術研究室)は、「どの作品からも、人形贈呈キャンペーンの趣旨を理解して作られている様子が伝わってきました」と講評しました=写真右=。最優秀賞には谷口加奈子さん(附属中学校2年)の作品=写真左=が選ばれました。谷口さんは「人形のかわいらしさを表現しようと思いました。来年も賞を目指してがんばります」と話していました。

表彰者は以下の通りです。

◆最優秀賞
谷口加奈子さん(附属中学2年)
◆優秀賞
船橋妹さん(大学心理・社会福祉学科3年)、山縣恵奈さん(附属高校3年)、吉原萌子さん(附属高校3年)
◆努力賞
中村恵さん(大学薬学部1年)、西野和さん(大学薬学部1年)、増田彩香さん(附属中学3年)
◆入選
亀井仁美さん(附属高校1年)、大下真由さん(附属中学1年)