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学内のイチゴ畑に1万2千匹のミツバチがやってきました。「鳴尾苺保存会」がイチゴの花の交配に巣箱を設置。

2010/05/13

 中央キャンパス生活環境1号館別館南側にある本学のイチゴ畑に5月10日、ミツバチの巣箱が設置されました。この巣箱にはミツバチ約12000匹が入っています。地球環境保全のため、かつての名産品「鳴尾苺」の復活を目指している「鳴尾苺保存会」が、神戸市内で養蜂業を営む小室哲郎氏(六甲みつばち王国代表)に依頼。小室氏に巣箱を提供していただきました=写真左の左端が巣箱=。
 ※専門家の話では、手で振り払ったり、巣箱に危害を加えたりしない限り、ミツバチは人を攻撃しません。また、本学イチゴ畑は普段は人が立ち入りできないようになっています。

 学生らは昨年11月、約150株のイチゴ苗をこの畑に植え付け、5月に収穫時期を迎えました。このイチゴ畑にミツバチを放すことで、イチゴの花の花粉の交配を促します。学生は小室氏から、ミツバチは朝に巣箱を出て夕方に戻ってくることや、数キロ先まで飛んでいくこと、危害を加えなければ刺さないこと―などミツバチの習性について説明を受けました。

 学生らは初めて間近に見るミツバチに少し怖がりながらも、飛び回る様子を興味深そうに観察していました=写真右=。「鳴尾苺保存会」代表の三宅正弘・生活環境学科准教授は「かつて関西有数のリゾート地だった鳴尾地区に住んでいた財界人の中には、養蜂を趣味にしていた人も多かったようです。ハチと人間が共生できるような生き方が実現できればいいですね」と話していました。

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