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2024.4.1 現在

教員情報詳細

古野 貢(フルノ ミツギ)
フルノ ミツギ 古野 貢 Mitsugi Furuno
所属名称

文学部 歴史文化学科

資格

教授

学位

博士(文学)

研究分野

日本中世史、文書、史料、博物館、大学史

キーワード

室町幕府、守護、国人、地域、史料、博物館、学芸員、資料、大学史

社会貢献活動

社会における活動①(委員など(終了分も含む)) 摂津市史執筆委員、和泉市史調査執筆委員、伊賀市史調査員、新修豊中市史執筆委員、愛知川町史執筆委員、新修泉佐野市史調査員。社会における活動②(講座講師など(終了分も含む)) 宮水学園講師、毎日新聞文化センター講師、大阪高齢者大学校講師、神戸新聞文化センター講師、伊丹市立生涯学習センター・ラスタホール講師、大学コンソーシアム大阪講師。講演多数(丹波の森公苑、徳島城博物館、徳島県藍住町教育委員会、西宮市学文公民館、尼崎市中央公民館、尼崎市富松城シンポジウム、向日市歴史資料館、大阪歴史博物館、岸和田市立博物館、吹田市立博物館、歴史館いずみさの、浅口市中央公民館、大山崎歴史民俗博物館、他)

メールアドレス
  • 大学アドレス
  • mfrn4883アットマークmukogawa-u.ac.jp
教育研究業績書

https://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_63218.pdf

大学で学ぶみなさんへ

 大学とはどのようなところでしょうか。専門知識を身につける、資格を取る、部活動を頑張る、アルバイトをする、友達をつくる…。これらの経験や成果は、社会に出て、自立した大人として生きていくうえで必要な知識や経験や技術、ネットワークの構築に直結します。大学はこうした力を身につける場です。
大学で教えるようになって、気になっていることがあります。近視眼的なものの見方しかしない、確かめることなく感覚的に言葉を発したり行動したりする、あらゆる問題を単純化し、自身の価値観のなかでのみ対応しようとする…。現代社会で一般化している風潮ですが、それを体現するような学生がジワッと増えてきているように感じます。
もちろん、変化が早く大きい現在において、瞬間的な対応が求められるのはよく分かります。しかしその対応のための基盤がしっかりしていなければ、早晩その人も評価を落とすことになるでしょう。難しいかもしれませんが、みずから意識的に考え、行動することによってこそ、自立した大人、信頼に足る人材として評価されるのです。
私の専門は歴史学(日本中世史)です。所属している共通教育部で開講している科目では、①長いスパンで物事を考える、②判断や決断の裏付けを大切にする、③幅広く、多様な価値観を受容したうえで、自己を確立する、の3点を意識して授業を展開しています。未来を生きるみなさんには、時間、根拠、多様な価値観を重視して、自らの責任で自ら考え学び、自ら行動する人になってほしい。授業や大学生活のなかで、その手助けをするのが私たち教員の役目です。
無限の可能性をさらに磨くための、みなさんの未来への扉はいつでも開いています。

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